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2012年9月 3日 (月)

映画「ローマ法王の休日」を観てきました

シアターキノにて、movie「ローマ法王の休日」を観てきましたpaper


バチカンでは新たな法王を選ぶコンクラーベが開かれている。
なかなか法王が決まらず、投票が繰り返される中、どうか自分が法王になりませんように…と祈る枢機卿たち。おそらく何人かが示し合わせた結果、ダークホース的なメルヴィルが選ばれる。このメルヴィルがお披露目の土壇場になって何と叫び声をあげて逃げ出してしまう。

法王は枢機卿から信任されるだけでなく、神の意志によって選ばれたといえる。メルヴィルもそのことはよく承知しているが、どうしてもできない。心身の異常が疑われ、セラピストが呼ばれるが、いろいろな制約がある状況では診察などできない。そこで、メルヴィルの素性を知らないローマのセラピストのもとを訪れて診察を受けるが、幼児期の保育障害だと診断されてしまう。
メルヴィルはクリニックを出たところで逃亡する。街中を彷徨うメルヴィル。宿泊先のホテルでちょっといかれた男がチェーホフの「かもめ」のセリフを口にしているのを聞き、突然生き生きとしだす。彼は若い頃、役者になりたくて、チェーホフの戯曲を今でも暗誦できる程なのだ。
枢機卿たちと最初に診察したセラピストは、法王が公表されるまで軟禁状態のため、暇つぶしに、セラピストが決めたチームに分かれてバレーボールに興じる一方、報道官は法王が逃亡していることを表沙汰にできないので、衛兵の一人を法王の部屋に入れて、さも法王がいるかのように見せかけて時間を稼ぐ。この間「自分とは誰なんだろう」とリアルに自分と向き合い続けるメルヴィル。

メルヴィルが観劇していた劇場に枢機卿たちが大挙して押しかけ、彼に向かって賛辞の拍手を送る。翌日、新しい法王を待っている群衆の前に姿を現し、ひと通り言葉を述べた後、法王は人を導く立場の人間だが私にはできない、と辞意を表明して去っていくメルヴィル。驚きのあまり嘆く枢機卿たちと群衆。ここで映画は終わり。


タイトルからすると一見コメディかと思ったが、実はシリアスなドラマだったcoldsweats01
評価が分かれると思う。何だかわからない、こんな終わり方sign02という人downと見終わった後にあれこれ思い巡らしているうちにじわじわと感動を味わう人upと。私の場合は後者paper努力すれば報われるshine、前向きにがんばろうsign03、そういうメッセージに勇気づけられることももちろん多いが、挫折した人やどうしてもがんばれなかった人にはそういうメッセージはちょっとしんどいcoldsweats01そんな時にローマ法王が「私にはできない」と去っていく映画はどうだろうflairできないと言える勇気。そんなことを考えてみたりしたthink

shineこの映画のツボshine
自分が法王になりませんようにと祈る枢機卿たちの祈りがどんどん大きく。
混乱したメルヴィルがママ~と叫ぶ(声のみ)。
枢機卿たちが睡眠薬や向精神薬に頼っている。
セラピストが聖書を読むなり、枢機卿たちに向かって、ここに書かれているのは鬱病の症状だと騒ぎ出す。
紛れ込んだ劇団で俳優の代役を務めようと申し出るメルヴィル。
オセアニアの枢機卿3人組。

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